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Exynos 2400とSnapdragon 8 Gen 3は処理能力に大差無しか。但し最適化のハードルは異なる可能性

The Tech ChapがYouTubeチャンネルにおいて、Socに『Exynos 2400』を搭載するGalaxy S24 Plusと『Snapdragon 8 Gen 3』を搭載するGalaxy S24 Ultraの様々な比較を行いました。

3DMarkの『Wild Life Extreme Stress Test』『Solar Bay Stress Test』、『Geecbench6(CPU)』、『AnTuTu Benchmark(Ver10.2.0)』においては、Galaxy S24 Ultraが高いスコアを記録。

Geecbench6(GPU)』に関してのみ、Galaxy S24 PlusがGalaxy S24 Ultraをスコアで上回りました(詳細はコチラから)。

全体的に数値に大きな乖離はないので、処理能力に関して『同等性能』という評価を受けても違和感はありません。しかしThe Tech Chapはさらに検証を進め、『4K解像度動画のレンダリング速度』をチェック(Adobe Premiere Rush使用)。

Galaxy S24 PlusはGalaxy S24 Ultraと比較して、処理を終えるのに『3倍以上』の時間を要しました。The Tech Chapはこの結果を『異常かもしれない』と考え、再起動後に再度両端末でレンダリングを実行。しかし結果は同じでした。

The Tech Chapより

The Tech Chapは上記につきAdobeのアップデートにより改善されるかもしれないとしつつ、アプリへの最適化に関しては普及台数で大きく上回るSnapdragon搭載端末の方が有利であると述べています。

これはMediaTekのDimensityにも言えること。Dimensity搭載端末は直近で一気に増えていますが、最適化の部分ではSnapdragonの方がまだ有利な印象。『ハイスペックな歩留まりの高いSocを作ればOK』では無いということですね。

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